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<川崎イベント>老舗スニーカーショップ「SKIT」で聞いた、スニーカーの未来とは

2018/04/24

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スニーカーショップ「SKIT(スキット)」には、Nike, Adidas, New Balanceなどの最新モデルから珍しい別注モデル、昔懐かしの名品まで壁一面にズラリと並んでいます。
ショーケース内には1980年代に発売されたオリジナルのAir JordanやAir Maxが陳列され、雑誌の中でした見たことのない憧れの1足を眺めることができ、スニーカーの博物館を訪れたような感覚にもなります。
この度フリークス ストア川崎店では、4月27日(金)〜5月20日(日)の期間限定で「SKIT」とPOP UP SHOPを開催致します。貴重なスニーカーの展示、販売を行いますのでぜひご来店ください。


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いつ来ても圧巻のラインナップですね・・・今日は今まで聞けなかった、「SKIT」の誕生秘話も聞いちゃいます!そもそも鎌本さんはいつ頃からスニーカーフリークになったんでしょうか?

鎌本:90年代のファッションシーンを体験した人であれば誰もが憧れた1992年のバルセロナオリンピックのドリームチーム、スポーツ漫画の金字塔「スラムダンク」「月刊バスケット」「ブラックミュージック」がバックボーンです。しかし、自分自身が青森の出身で今みたいにネットのインフラが整っていなかったので、欲しいものが「買えない!」という悶々とした思春期を送っていました。もはや当時の高校の卒業文集にも書いていたくらい(笑)そんな環境から周りが社会人になる頃の22歳でとにかく自分のお店持ちたいって固く決意していましたね。


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22歳といいますと一般的に大学卒業くらいですけど・・・・・大変苦労されたんじゃないですか?何か東京でコネクションでもあったのでしょうか?!

鎌本:いえまったく。上京したてで、右も左もわからないままだったので、最初は今の場所ではなくて、吉祥寺の雑居ビルの3階で店を構えたんです。少し怪しい感じのビルだなぁって感じていたのですが、後から保証人とかあんましっかりしてなかったって後から気付きました・・・・・(笑)

―今からは全く想像できないですねぇ。文字通り裸一貫で飛び出してきた感じですね。

鎌本:まさに文字通りですね。OPEN直後は10足位スニーカー並べるくらいしかなかったんですが、2週間位お客さんもこないんで、いきなりもうだめかと思いました。そのあとやっと売れたスニーカーで、また仕入れて・・・・当時SNSもなかったので、みんな情報に飢えていて。口コミで怪しいビルに躊躇なく飛び込んできてくれていたので、そうやって少しずつコミュニティが広がっていきそれに比例して店舗も拡大していきました。



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―「10足のスニーカーから始めるスニーカーショップ」本とか書けそうな出店秘話だったんですね(笑)想像もしていませんでした。怪しいビルでのスニーカー談義を咲かす、まさにマニアの集いという濃口なバックボーンから現在に至るわけですが、今後「SKIT」はどのような展望をお考えですか?

鎌本:90年代のスニーカーブームもあり順調に成長していったこともあり、現在では大阪、仙台、福岡にも店舗があります。お店のスタンスはプレミアショップというよりあくまで「靴屋」なので、常に適正な価格でSKITとして店舗のロイヤリティを保っていきたいですね。

―正直意外です・・・・・博物館でも開設したいとか個展開きたいとか壮大な野心があるのかと勝手に勘ぐってしてしまいました(笑)確かに店内も入りやすいですし、一足一足靴もラッピングされていたり、手に取りやすかったり・・・普通のお店より、演出方法とか保存の仕方が明らかに買う人のこと考え抜かれていますよね。

鎌本:「最後の一足」ってあるじゃないですか?ひどい所だと日焼けして色違う!とかそういう理由でディスカウントされていたりするのを見ると自分としては悲しいしおかしいと思うので。正直ラッピングしてドライヤーで圧着して・・・・と手間とコストはかかりますけど。ベストな状態で届けたいのと、実際自分がお金払って買うものなので手にとってみたいじゃないですか。



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―鎌本さんの人柄・スニーカー愛・モノに向き合う姿勢がそのままお店に出ていますね。ところで、ほかのお店のイメージと比べると「買い取り」に力を入れているのが印象的なのですが?

鎌本:新品で買うこともいいのですが、とにかくお客様が手に取って実際何万円も出してスニーカーを日常的に買えないじゃないですか?自分の経験からも、そういうのに違和感を覚えていて・・・新品に固執せず、状態のいいものであればいいですし、あくまで市場の適正な価格で販売していくことをモットーにしていますね。昨日も自分で何件か買い取り行ってきましたし。

―えぇ!?出張買い取りも鎌本さんご自身がいかれる!?自らが行くっていうのはなかなか衝撃的ですが・・・。

鎌本:若い頃お金を工面しないといけない時に、貴重なスニーカーを泣く泣くもっていったら近くのリサイクルショップとかで買い取りを出すと正しい知識がないおばちゃんに、全然価値に見合ってない金額で買い取りされてしまったことがありまして。そういう経験からも買い取りには力を入れています。

―わかります!FREAK'Sも古着を取り扱っているのでものすごい共感できる部分あります。ヴィンテージの商品買い取りに出したら・・・・・・・という苦い経験はアパレルでも多くありますね。もはやスニーカー販売免許!とか販売制度設けてもいいかもしれないですね。

鎌本:冗談抜きであってもいいと思います。当然のことですが、買い取りするからには、フェイクを販売してしまったら終わりですし。正しい知識と相場は必須ですからね。



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―先程もお話を聞いてきたんですが、20年近くスニーカーシーンを見守り作ってきた、今後のスニーカーシーンについてはどうお考えですか?

鎌本:90'Sのブームが象徴的だったんですが、流行りのスニーカーだけを求めてブランドを身に着ける感覚で履いている大人が多かったですね。そうすると、ブームが終わるとスニーカーを履かなり挙句の果てにはカッコ悪いというレッテルすらはられてしまう。当時もスーツに革靴で来店されてそのまま履き替えて帰る・・・・なんてことがたびたびありましたね。そういう「スニーカーおじさん」みたいな感じにはなりたくないですね。逆に今の人たちは子供から大人まで自分の好きなスニーカーを、普段のファッションとして履いて、楽しんでいることはすごくいいこと。本来のあるべき姿に近づいているのかなと。



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―確かに今では考えられないですが「エアマックス狩り」とか追剥がでるくらい異常な盛り上がりでしたよね(笑)現代はSNSが台頭して情報の伝達スピードが変わる中でブーム自体の移り変わりが激しいですがどう見えているんですか?

鎌本:基本的にはいいことだと思っていますが、一方で自分の経済的な範囲を超えてまで、スニーカーを買い集めることはやめたほうがいいですね。靴をSNSで投稿して、自慢したい気持ちは分かるんですが、生活費を削って買い集めるようなスタイルだと、長続きはしなくなりますよね。中には、今買わないと一生手に入らなくなる!と考えてしまう人もいますが、スニーカーに関して言えば、後に何かしらの形で巡り会えるものです。そんな巡り会いを楽しむぐらいの余裕を持ってほしいですし、さっきも言いましたが、そんな人たちのためのより所にSKITがある。そんな靴屋であり続けたいです。約20年以上90年代からの色々な「スニーカーブーム」の浮き沈みをみてきましたけど、ブームではなく、カルチャーに昇華させられるかどうかが一番大事だと考えています。そういうスニーカーシーンを創ることはもちろんのこと、コレクターだけでなく、一消費者としてのスニーカーファンを継続的に応援していきたいですね。

―そうですね。フリークスストアもただ洋服を販売しているわけでなく、その裏側にあるカルチャーやライフスタイルを発信しています。今回、嬉しいことに両社のそんな思いから、カルチャーとしてスニーカーをお伝えするPOPUPの企画が実現することができました。期間中はレアなスニーカーの展示もあるそうで・・・。入門者からスニーカーフリークまで楽しめる内容になりそうです。フリークスストアとしても一緒にスニーカーシーンを盛り上げていきたいと思います。本日はありがとうございました!



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POP UP SHOP IN KAWASAKI

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フリークス ストア川崎店にて期間限定で老舗スニーカーショップ「SKIT」のPOP UP SHOPを開催致します。スニーカーの販売や普段店頭では見ることの出来ない貴重なスニーカーの展示を行います。

<開催店舗>
ラゾーナ川崎プラザ店
神奈川県川崎市幸区堀川町72-1 ラゾーナ川崎プラザ3F
044-874-8482

<開催期間>
4月27日(金)〜5月20日(日)
5月9日(水)より展示されるシューズが入れ替わります。




ABOUT SKIT

2001年3月に雑居ビルの3FでスタートしたスニーカーショップSKIT。スタート時は私物を含めた10足程度の在庫から始まり、徐々にラインナップを増やしていった。 スニーカーの委託販売、買取、シュリンクフィルムでスニーカーを梱包するスタイルはオープン当初から提案し、このスタイルは現在は世界にまで広まっていった。
2007年4月には大阪・堀江店をオープン。大阪店は独自のセレクトで他店舗にないスニーカーを集め、店頭ではヴィンテージスニーカーなどの希少なアイテムのディスプレイも行っている独自の店舗。
2009年7月に宮城県・仙台市の中心街に新たにオープン。 2010年7月10日に吉祥寺店は現在の場所に店舗を移転。委託販売のシステムを終了し買取専門となる。 2012年1月に福岡・大名エリアに新たにオープン。
スニーカー好きが楽しめる、スニーカー好きによるスニーカーショップを目指し、現在も世界中のスニーカーを追い求めている。


スニーカーショップSKIT 東京・吉祥寺店
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-18-1 D-ASSET吉祥寺1F
営業時間: 11:00~20:00 ℡ 0422-47-6671

スニーカーショップSKIT 大阪・堀江店
大阪府大阪市西区南堀江1-21-16 RE:001 2F
営業時間: 11:00~20:00 ℡ 06-6533-0405

スニーカーショップSKIT 宮城・仙台店
宮城県仙台市青葉区中央2-10-1 第二勝山ビル2F
営業時間: 11:00~20:00 ℡ 022-213-6887

スニーカーショップSKIT 福岡・大名店
福岡県福岡市中央区大名 1-10-16 YUMIC大名2F
営業時間: 11:00~20:00 ℡ 092-714-1255

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