仕掛け人たちが語る 別注フィールドコート実現への道程

2017/08/25
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トリプルネームだからこそ完成した珠玉のコートにまつわるストーリー

KAPTAIN SUNSHINE、Marmot、そしてFREAK'S STOREのトリプルネームでお届けする別注フィールドコートが、本日8月25日より発売となります。
様々な不可能を乗り越え実現した唯一無二のコラボレーション。今回はその仕掛け人であるKAPTAIN SUNSHINE 児嶋晋輔氏とMarmot 佐藤史佳氏の対談を通して、このコートが完成に至った道程やこだわり、魅力をお伝えしていきます。




ー今回の別注はどのような経緯で実現したんでしょうか?

佐藤(敬称略):もともとは、10ヶ月以上前にフリークスさんからこの話をいただいたのが最初です。 最初は2社コラボでしたが、Marmot側は素材やアウトドア独自の目線での関わりながら、誰かにパターンや監修をしてファッション要素を強めていきたい!という話になりまして...。
そこでフリークスさんがKAPTAIN SUNSHINEの児嶋さんのところでアウターをGORE-TEX® ファブリクスでつくったら面白そう!! というところからスタートでした。偶然にも、担当者が皆同世代ということもあり、話自体はトントン拍子で進んでいきましたよね。

児嶋(敬称略):そうですね。今回の別注でGORE-TEX® ファブリクスが使えるということでしたので、普段、僕もよくネタにするミリタリーの部分から、モッズコートをライトウェイトなGORE-TEX® ファブリクスでやれたら面白いなぁと思い、提案させてもらいました。 Marmotさんの技術にうちのデザイン、そしてそれをフリークスさんだけでやりましょう!というところで話がまとまりましたね。

佐藤:あとGORE社さんも含めると実質4社コラボに近い形で、多くの人が携わった別注といえますよね。

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▲KAPTAIN SUNSHINE 児嶋氏


ーKAPTAIN SUNSHINE のイメージからいうと生地へのこだわりが強いイメージですが、機能素材はよく使われるのでしょうか。

児嶋:いえ、いつもは天然素材を使うのが基本です。 例えば超長綿とポリエステルやナイロン、といった天然素材と化繊みたいな掛け合わせはしますが、GORE-TEX® ファブリクスは通常使用できない生地ですし、こういった機能素材を使うのも初めてでした。

佐藤:実際、厳しい基準のレインテストをクリアしなくてはいけないので、GORE-TEX® プロダクトを名乗ることは難しくて...。児島さんから提案いただいたパターンをそのまますぐ使うということはできなかったんです・・・・。しかしながら、児嶋さんがとてもフレキシブルにこちらの意見にも耳を傾けてくださいましたよね。

児嶋:ボタンを表に出してはいけなかったり・・・・ネームも直接縫い付けないようにしないといけなかったり。当然ですが徹底的に水をシャットアウトするというのを念頭におかなくてはいけなくて。例えば、モッズコートってウエストが絞れたり。裾とかもルーズなシルエットなので絞りたくなるじゃないですか。
それも普通につくると紐の穴が表に出てしまうとそこから水が入るからダメ!...みたいな。僕はどんどんやりたいことをぶつけるんですけど、制約がある中でそれをクリアしていって世界観を作り上げる、僕のモノづくりのセッションては新鮮で非常に面白かったです。

佐藤:おかげで通常3回のサンプルが5回あげましたけどね(笑)

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▲Marmot 佐藤氏


-かなり熱い意見交換がなされていたようですね...。では今回の別注のこだわりを教えて下さい。

児嶋:シルエットはM‐51パーカーをベースに、なるべくシームが減るように余計な部分を削りながらも、フードとかは立体感が出るような工夫もしています。秋冬なのでジャケットの上から羽織れるようなサイズセッティング、シルエットで仕上げています。色も今回特別にGORE社に別注しました。

佐藤:そう、カラーも最初はオリーブ1色で考えていたんですが、KAPTAIN SUNSHINEっぽさもあるというところで児島さんから黒に近いネイビーもご提案頂き追加しました。ディティールに関しては、よりミニマルにする中でも、細部へのこだわりを妥協しないよう意見を出し合うことで、新たな見地が広がるというか・・・・児嶋さんのほうにもデザイン面ではこちらの意図もかなり汲んでいただいたと思います。

児島:そうでしたね。具体的には・・・・・このウエストのコードのディティールについては、穴を内側にし、ポケットの中で引っ張れるように工夫しています。また、裾のスピンドルも表面に出ない形にしましたね。

佐藤:児嶋さんのパターンを使いつつ、こちらのもっている雨が内側に入らないようにするための技術、ノウハウを生かしながら変更を加えていって、それでも仕上がり見てみればやっぱり児嶋さんワールドになっているという。 本当に両者の意見が融合していい着地点が見つかったなと思います。

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ーいい着地点といえば、今回サコッシュも付属するとか?なかなか太っ腹ですね!

佐藤:僕も児嶋さんもフリークスのバイヤーさんも同世代なんですけど、サコッシュつけちゃいましょうよ!いいね〜!という勢いですね。すぐに児嶋さんもデザイン描き始めちゃって(笑)
結果的にはここに収納できるというのもいいし、サコッシュがついてくるというひとつの売りにもなってよかったです。

児嶋:僕も普段はジャケット自体を背負える仕様にしたりするんですけど、今回はナイロンタフタのサコッシュ付きにしたことで単品でも収納、持ち運びもできるようになってますね。

ー最後にお客様に一言お願いします。

佐藤:今回のコラボレーションは、ご存知の通りGORE-TEX® ファブリクスを使うことのハードルもどんどん厳しくなっていっているので、最初で最後かもしれないというくらいの貴重な取り組みと言えると思います。数は少ないですが、XSサイズもありレディスにも対応できますので、是非女性も手にとって見ていただきたいですね。

児嶋:僕自身今回のコラボレーションはすごく新鮮で楽しくて、是非自分でも買ってみたいなと思ってます。 今回みたいなことを、例えば次はクラシックアウトドアを機能素材で昇華させていくとか...そういう試みも面白いと思うのでぜひ実現していきたいですね。




GORE-TEX Field Coat
KAPTAIN SUNSHINE × Marmot × FREAK'S STORE

Olive / Dark Navy
¥48,000+tax

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トラディショナルやフィールドウェアのエッセンスを取り入れ、卓越したパターンでファッションフリークを唸らせるKAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン)。このブランドによるAラインシルエットが美しいフィールドコートに、GORE-TEX® ファブリクスを搭載した別注モデル。
本来選ばれたアウトドアブランドしか使うことを許されない、言わずと知れた機能素材GORE-TEX® ファブリクス。美しいシルエット、パターンテクニックはそのままに、Marmotが培ったアウトドア目線のディテールも随所に取り入れることでこのコラボレーションが実現。
軽量性やサコッシュ型のポーチに収納できるパッカブル仕様など、着心地・使いやすさにも様々な工夫が。フリークス ストアでしか手に入らない珠玉のコート、是非お早めにご覧ください。

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